小学校3年の算数における子どもたちの学習を支援するアプリです。
用意されたオブジェクトをiPad上で操作しながら、かけ算の筆算について考えたり、友だちに説明したりすることができます。
「3年 かけ算の筆算」は、以下の4つの内容で構成されています。
○何十、何百のかけ算
1こ20円のあめや1こ200円のケーキが3つあるときの値段をそれぞれ求めます。
かけられる数が10倍・100倍になると、答えも10倍・100倍になることを学ぶことができます。
○2けた×1けたの計算
カードを位ごとに表にまとめながら、2位数×1位数の計算や筆算の仕方を考えることができます。
1枚のカードを10枚まとめて、10の束にすることができ、繰り上がりの計算の仕方についても考えたり説明したりすることができます。
○3けた×1けたの計算
カードを位ごとに表にまとめながら、3位数×1位数の計算や筆算の仕方を考えることができます。
カードをまとめて、10の束・100の束・1000の束にすることができ、繰り上がりの計算の仕方についても考えたり説明したりすることができます。
○倍の計算
テープ図を用いて数量の関係を考えたり表現したりしながら、倍の計算には乗法や除法を用いることを理解することができます。
〈主な特長〉
iPad上での操作は、問題解決のための道筋が可視化されるため、子どもたちが様々に試行錯誤することを可能にします。
iPadを机の上において自分の考えた道筋を、隣の友だちに説明したり、専用のケーブルで電子黒板やプロジェクターなどに接続して、クラス中の子どもたちに説明したりすることもできます。
〈主な機能〉
【学習モード】
「かけ算の筆算」は、各内容の中で学習の進め方に合わせて「きほん」「はってん」の2つのモードに分かれています。
【道具箱】
初めから画面上に用意されたオブジェクトとは別に「道具箱」の中にもカードやお金が用意されていますので、学習内容に合わせて取り出して利用することができます。
【台紙】
学習の目的や進め方に合わせて、背景の台紙を自由に選ぶことができます。
【動かすモード】
配置されているオブジェクトを動かしたり、道具箱から新たに取り出したりすることができます。
1枚のカードを10枚まとめて10の束にしたり、10の束を10こまとめて100の束にしたりすることができます。
【かくモード】
指を使って文字や数字をかいたり、消したりすることができます。
色や太さも選ぶことができます。
決まった使い方はありませんので、授業の展開や子どもたちのアイディアに合わせて、自由にお使いいただけます。
〈QB説明〉算数シリーズは、学習指導要領に基づき、今後も領域や学年別の指導に合わせたツールとして、ラインナップを増やしていきます。